会長挨拶

柿の木坂町会を取り巻く環境は70年を超える歴史の中で大きく変化してきました。
第二次世界大戦後GHQにより解散させられた町会は終戦後の互助組織として自発的に再結成されました。

しかしながら、その時代の町会と今の町会とではその求められる役割や活動の仕方は大きく異なってきているのではないでしょうか。残念ながら町会はその当時のイメージのままに前時代的な活動であると見られていたり、公的サービスが十分整った今の時代に町会による活動は不要であるとか、都市化された社会の中において町会による社会活動に参加するのは面倒で馴染まないなどのご批判を受け町会は様々な困難に直面しております。

またこの70年の間に私たちの生活様式は様々な面で大きく変わり大変に便利な時代になりました。 とりわけ情報 通信技術の進歩は目覚ましく、いろいろな情報が簡単に入手できるようになり人と人との接し方も大きく変わってまいりました。

今後、生活様式は更に進歩し地域社会のあり方も多様化していくことが想像されます。地域社会の一端として町会に求められる役割も変わっていくでしょう。その時、町会は地域社会から求められる姿に変化をしていかなければその存在意義を失うのではないでしょうか。町会が地域社会の変化を受け止め、公共性を尊重し、地域の皆様方との情報共有の回路をしっかりと張り巡らしていかなければならないと考えます。私たちはそのためのツールとして、この度【柿の木坂町会ホームページ】を開設いたしました。

安全・安心な住みよい町【柿の木坂】は地域の皆様の絆によって守られています。この【柿の木坂町会ホームページ】をご活用いただき魅力ある街づくりにお力添えいただけましたら幸いに存じます。

 

柿の木坂町会会長

 小杉直史