建物防犯研修会 (参加レポート)

令和6年11月11日、最近多発している侵入強盗事件を受け碑文谷、目黒 両警察署の主催により目黒区総合庁舎において開かれた建物防犯研修会に参加しました。

防犯部長 矢野昭太郎

[開催日など]

開催日: 2024年11月11日
会場: 目黒区総合庁舎
主催: 碑文谷警察署 目黒警察署

[研修内容&所感]

最近の闇バイト/強盗は次第に凶悪になり殺人も起きており今年の8月だけで関東周辺で20件発生し、その内8件は東京都で発生しています。

この侵入強盗事件から自分を守るには

(1) ドアにカメラ付きのインターフォンを設置して、安易に訪問者を家に入れない(ドアを開けない)。なお、最近の事案は複数犯が多いのでインターフォンは広角レンズ付きのカメラが推奨されます。

(2) 窓ガラスには防犯フィルム及び補助錠を設置し在宅中でも施錠する。
窓ガラスは大別すると普通ガラス、強化ガラス、網入りガラス、最新の防犯(CP;Crime Prevention)ガラスがあり

  • 通常ガラスは簡単に割れ破砕音もして破片が散乱する
  • 強化ガラスは車のフロントガラス等に使用され普通ガラスより強いが破片は粉々に砕け侵入者は割れた部分から手を入れて容易に錠を外すことが出来る
  • 網入りガラスは多くの人が防犯に適していると考えがちであるが、ガラスの強度は強化ガラスより弱い。また割れる時の破砕音は網があるため低く侵入者に気が付かない場合がある
  • 防犯ガラス(C Pガラス)は強化ガラス2枚の間に透明な強固な樹脂が入っておりハンマーでたたいても割れにくく防犯に対して優れている

との事でした。


研修会場には数多くの補助錠や防犯器材が展示され、中にはガラス窓の内側に貼り付けるガラス窓用防犯ブザーもあり、この防犯ブザーはガラスを割ろうとして振動を与えると大音量の警告音がでるもので、安価で手軽に設置出来るのではないかと思いました。

                        

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です