11月18日、目黒区赤十字奉仕団地区研修会で水戸市の日本赤十字社茨城県支部乳児院を訪問しました。家庭の事情で一時的に親元を離れた子どもたちが、温かい環境で健やかに過ごすこの施設の様子を通じて、地域からの支援の大切さを改めて感じました。
柿の木坂町会員 西牧重次郎
[開催日など]
開催日: 2024年11月18日月曜日
行事名: 目黒区赤十字奉仕団地区研修会
訪問先: 日本赤十字社茨城県支部乳児院
[報告]
11月18日月曜日、目黒区赤十字奉仕団地区研修会に参加し水戸市にある日本赤十字社茨城県支部乳児院を訪問してきました。乳児院についてあまりご存じない方が多いとは思いますが、児童福祉法第37条に定められている児童福祉施設です。
そこでは何らかの理由でご家族がお子さんを育てられなくなった場合に児童相談所を通じて一時的または中長期にお子さんをお預かりし、24時間365日体制で養育する“もう一つのあったかいおうち”です。この施設は私自身先入観として抱いていた、いわゆる孤児院というような暗いイメージはなく職員の皆さんの対応も含めとても明るい印象を持ちました。入所しているお子さんの9割以上はご家庭に戻られるとのことで基本的には一時的な生活の場としてですが、そこのお子さんたちは保育士さんなどの職員さんに囲まれ、みんなが家族のように健やかに過ごしているとのことでした。
乳児院施設をはじめとしたこのような施設は私たち町会などから寄付されている日赤社資を原資に運営されています。【ちりも積もれば山】柿の木坂町会では皆様の協力による古紙回収報奨金を日赤へ寄付しています。